シャーリマール庭園、危機遺産2012

パキスタン北部、ラホールにあるシャーリマール庭園。幅の狭い橋を観光客が行き交う。ラホールの城塞とシャーリマール庭園は2000年、パキスタン政府の強い要請を受けて「危機遺産」リストに追加された。道路の拡張工事により給水施設が破壊されたことなどが理由だった。しかし2012年、晴れてリストから外された。

 パキスタン北部、ラホールにあるシャーリマール庭園。幅の狭い橋を観光客が行き交う。ラホールの城塞とシャーリマール庭園は2000年、パキスタン政府の強い要請を受けて「危機遺産」リストに追加された。道路の拡張工事により給水施設が破壊されたことなどが理由だった。しかし2012年、晴れてリストから外された。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2012070904&expand&source=gnews

ガーデニング用品 特化の物販サイト リックが開設

エクステリア・造園関連ソフトウエアの開発を手がけるリック(東京都港区)は、ソフト開発で培ったガーデニングの知識とウェブサイト運用のノウハウを生かし、ガーデニング用品に特化したオンラインショッピングモール「クラプラガーデンモール」(www.krapla.com)を開設した。

 「暮らしにプラス」をテーマに、高品質なガーデニング用品や植物を取り扱う10社を厳選。庭付きの一戸建てに住む主婦層をターゲットに、日本の職人技を駆使した銅製のジョウロなどを販売している。出店料は2013年4月から有料化する。手数料は売り上げの9%。

 今後はサイトのコンセプトに沿った商品を扱うメーカーや問屋を厳選しつつ、3年後に出店数を50店舗まで増やす考え。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120703/bsl1207030501006-n1.htm

七夕ナイト:坂本繁二郎生家の庭園、キャンドルで飾る−−久留米 /福岡

久留米市出身の洋画家、坂本繁二郎の生家=同市京町=で7日夜、庭園20+件をキャンドルで飾る「七夕ナイト」があった。家族連れら大勢の市民が訪れ、柔らかな光が彩る夏の夜を楽しんだ。

 武家屋敷の特徴を残し、市の文化財に指定されている生家を多くの人に見てもらおうと生家保存会が初めて企画した。この日は、京町校区女性の会が半分に切ったペットボトルに入れたキャンドル約150本を準備した。

 訪れた人たちは日暮れとともに、庭園20+件の緩やかな弧を描いた小道に並んだキャンドルに火をともし、光の天の川や星を浮かび上がらせた。また、地元の大正琴愛好家でつくる「京泉会」が七夕にちなんだ童謡などを披露し、雰囲気を盛り上げた。

 庭園20+件で長女愛ちゃん(1)の写真を撮っていた同市東合川の渡辺博美さん(37)は、「夏の訪れを感じます」と話していた。

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20120708ddlk40040193000c.html

ゆったり殿さま気分 高松・栗林公園に和船就航 大名庭園の湖を周遊

お殿さま気分で、舟の上から庭園美を−。国の特別名勝栗林公園高松市)で5日、船頭の案内でゆったりと園内の南湖を周遊する和船が就航した。かつての大名庭園で恒常的な舟の就航は全国で初めての試みという。

 江戸時代に高松藩主が湖に舟を浮かべて庭の景色を楽しんだとされることにちなんで、香川県が木造和船(長さ4・9メートル、幅1・8メートル)を導入。船頭が竹ざおを突いて操船して約450メートルのコースを進む。

 園内で一番大きくてアーチを描く偃月橋(えんげつきょう)、湖のほぼ中心にある岩組の島・仙磯(せんぎ)、旧藩主が茶室として使った掬月亭(きくげつてい)などが湖面の低い視線から楽しめる。船頭が同園の歴史や見どころを解説する。

 乗船時間は約30分で定員6人。乗船料は大人600円、小中学生300円。始発は午前9時で、季節により1日に13〜17便を運航する。

 初日は浜田恵造知事、「うどん県」の副知事を務める香川県出身の女優の木内晶子さんらが出席して運航開始セレモニーが開かれ、木内さんが「千秋丸」と船名を発表した。木内さんは「栗林公園は幼いころから遊んだ、慣れ親しんだ特別な場所。どんな感動を与えてくれるのか楽しみ。皆さまにお姫さま、お殿さま気分を楽しんでいただきたい」と、和船の誘客効果を期待した。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120706/kgw12070602040002-n1.htm

須坂園芸造園クラブ、コンペ2年連続受賞〜泉北ニュータウン駅前をデザイン

須坂園芸高校造園クラブはこのほど、日本造園学会主催の「学生公開アイデアコンペ」で、高校生作品奨励賞を2年連続受賞した。大阪府堺市泉北ニュータウンにある泉ケ丘駅前のにぎわい創出を目的に、一帯約11㌶を対象に桜並木遊歩道や、アスレチック、ふれあい広場、地下道を整備するなどのデザインを提案した。
 泉北ニュータウンは昭和30年代に丘陵地帯を切り開いて設けられた大規模住宅団地。周辺には自然林や池がある。泉ケ丘駅は団地から2〜3kmの距離にあり、駅前には商業や公共施設がある。少子高齢化による人口減少や歩くと距離と起伏があることなどから、近年、駅前を訪れる人が減っているという。
 造園クラブでは、世代を超えて多くの人が訪れることができるよう、駅近くの自然林に桜遊歩道を整備し、合わせて屋台村やアウトレットショップを設けて、観光、買い物スポットをつくり出す。
 子どもや家族連れのために、アスレチックや、ヤギなどと触れ合える広場、工芸体験プログラムを設ける。起伏なく歩けるよう、団地と駅前を結ぶ地下道を整備すると共に、高齢者などのために乗用カートを設置することなどを提案した。
 3年生の朝日純代さん(長野市)が現地を視察し、部員26人で4月から約1カ月かけて図面と模型を製作した。同コンペには全国の大学と高校から41点の応募があった。
 部長の根岸雅実さん(3年、長野市)は、「子どもたちのことを考え、世代を超えて集い、活動できる、ここに来たいと思ってもらえるような場所にすることを意識した」と話している。

http://www.suzaka.ne.jp/news/index.php?subaction=showfull&id=1340412325&archive=&start_from=&ucat=1

見附の英国式庭園が人気

見附市の県中部産業団地にある英国式庭園「みつけイングリッシュガーデン」が人気だ。開園初年度の2009年度に5万6000人だった来園者数は、10年度7万4000人、11年度12万5000人と右肩上がり。今年度も4月末にカフェがオープンするなど新たな魅力が加わり、市はガーデンを観光拠点に交流人口を増やしたい考えだ。

 ガーデンは、英国園芸研究の第一線で活躍するケイ山田さんが監修し、県内初の本格的な英国式庭園として09年4月に開園。季節の草花だけでなく、寄せ植えが充実しており、年間を通して色とりどりの花を楽しめるのが特徴。「園内でもっとゆっくりしたい」「園内に咲いている草花がほしい」といった利用者の声を受け、4月末に「ガーデンカフェ」がオープンした。

 市内の菓子店も協力し、見附市の形をしたクッキーなど新商品を売り出したところ人気はうなぎ上り。花苗は、一般の園芸店などでは手に入りにくい種類をそろえ、市民ボランティア「ナチュラルガーデンクラブ」のメンバーが手入れの仕方も丁寧に説明する。来園者からは「とても助かる」と好評で、リピーターが着実に増えているという。

 市は昨冬から、県内外の旅行会社への宣伝を強化し、現在、施設を経由するバスツアーの催行が18本決定し、そのうち7本が県外業者だ。ガーデンだけでなく、市の主要産業であるニット関連の工場を見学したり、料亭での昼食を盛り込んだりしたツアーもあり、市産業振興課は「ガーデンを観光拠点に、町内の様々な観光資源をアピールし、観光客の増加につなげたい」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20120626-OYT8T01279.htm

「ベイ・サウス・ガーデン」オープン、6月29日から一般公開

6月28日、「ガーデン・バイ・ザ・ベイ(Garden By The Bay)」プロジェクトの最初の庭園、ベイ・サウス・ガーデン(Bay South Garden)のオープニング・セレモニーがリー・シェンロン首相を来賓に迎え、招待客および報道関係者ら700名を招いて開催された。ベイ・サウス・ガーデンは翌日6月29日から一般公開となる。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのプロジェクトは、シンガポールが掲げる「シティ・イン・ザ・ガーデン」構想に基づき、新都心エリアであるマリーナ・ベイエリアの101ヘクタールの区画にウォーターフロント・ガーデンをつくる計画。庭園で海外の植物をシンガポールに持ってきて育てることで、シンガポールの造園と園芸技術を世界に発信する拠点ともなる。8年の建設期間を経て今回オープンするベイ・サウス・ガーデンのほか、ベイ・イースト、ベイ・セントラルを合わせて3つの庭園の建設が予定されており、これらの中でベイ・サウス・ガーデンは最大の庭園で54ヘクタールを占める。

オープニング・セレモニーで挨拶に立ったリー・シェンロン首相は、庭園建設計画の理由を述べた。「マリーナ・ベイの中心地というほかにも利用価値があるこのエリアに、庭園を建設するということは、簡単な決断ではありませんでした。しかし、ニューヨーク市のセントラル・パークや、ロンドンのハイド・パークのように、都市の中心にある公園は大きな存在意義を持ちます。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは新都心マリーナ・ベイエリアのシンボルとなります。この庭園はシンガポールに暮らす人々の憩いの場です。花や木を見て楽しんでください。なお、取って持ち帰ったりはしないでくださいね」。
ベイ・サウス・ガーデンの主なアトラクションには、巨木の形をした立体型庭園「スーパーツリーズ(The Supertrees)」や地中海の涼しく乾燥した気候に育つ花や木を展示する「フラワー・ドーム(Flower Dome」、涼しく湿った環境を再現し、高さ35メートルの人口の山から滝が落ちる「クラウド・フォレスト(Cloud Forest)」などがある。

6月29日から7月8日の期間中の週末にはオープン記念コンサートなどが行われる。

http://www.asiax.biz/news/2012/06/28-223829.php