孫文蓮:長府庭園で見ごろ /山口

 中国の革命家、孫文(1866〜1925)ゆかりのハス「孫文蓮(そんぶんれん)」が、下関市長府黒門東町の長府庭園で見ごろを迎えている。

 孫文は1918(大正7)年、活動資金を援助した下関市の海運王、田中隆(1866〜1935)に四つのハスの種を贈った。種は44年後に発芽、94年に長府庭園に植えられた。

 花は直径20センチ前後。花弁は白色で淡い桃色で縁取られている。午前5〜6時ごろ開花し、昼ごろ閉じる。7月いっぱいが見ごろで、8月中旬まで楽しめそう。

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120711ddlk35040410000c.html