蓮舫vs丸川 紅白“キャットファイト”言葉で攻めて!

自民党丸川珠代議員(39)が18日午後の参院予算委員会で、蓮舫行政刷担当相(42)に激しく切り込んだ。国会議事堂でのファッション誌撮影に関し、蓮舫氏は「撮影許可願の『議員活動の記録のため』というのは事務方の示唆」と語っていたが、ついにこれを撤回。丸川氏は「虚偽答弁。弱い立場の人間に責任を押し付けた」と一刀両断した。

 気の強さでは自民、民主両党を代表する2人。この日、丸川氏は赤いスーツ、蓮舫氏は白いスーツで国会というリングに上がった。

 まず、蓮舫氏は撮影許可願をめぐる「事務方の示唆」を撤回・謝罪。丸川氏は「つまり、示唆はなかったのか?」と質問し、蓮舫氏は「(示唆は)ございませんでした」と答弁した。

 丸川氏は「虚偽答弁だと分かった。弱い立場の人間に責任を押し付けた。大臣というより、人間性を疑うような話だ。真摯な姿勢がうかがえない」と切り捨てた。激しい言葉を受け、蓮舫氏は大臣席で首を何度もひねった。

 続いて、蓮舫氏が主導する事業仕分けについても俎上に。丸川氏は「閣議決定しているのに、仕分け対象にしている事業がいくつもある。どうして、政府の方針に反する仕分けをしているのか」と質した。

 これに対し、蓮舫氏は「政府の方針を事業仕分けで否定したことはない。国民の目の前で手段を適正化することに意義がある」などと切り返した。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101118/plt1011181650009-n1.htm