サラリーマンでも叙々苑の焼肉!廉価な「燦々亭」オープン

首都圏を中心に高級焼肉店を展開する叙々苑(東京都港区)が1日、廉価で叙々苑の食材を楽しめる「焼肉茶寮 燦々亭(さんさんてい)」をJR御徒町駅近くにオープンさせた。焼肉が1品1000円以下と“本家”の半額以下。新井泰道社長は「積極的に出店していく」と話しており、若者やサラリーマンでも気軽に叙々苑の味が楽しめることになりそうだ。

 燦々亭・御徒町店は先月14日にオープンした東京・歌舞伎町店に続く2号店。国産カルビ焼が880円、ロース焼とタン塩焼がいずれも780円、前菜やホルモン焼きも付いた「燦々亭コース」が3300円と、大衆的な焼肉店と変わらない価格設定が特徴だ。

 新井社長は「安売りは一切していない。キムチやタレ、ご飯などは叙々苑と同じ。ただし、肉は『和牛』ではなく『国産牛』。食べて飲んで1人4000円で満足できる」と胸を張る。

 接待の場やお忍びで芸能人が訪れることで知られる叙々苑。一方で、燦々亭について新井社長は「個室をなくして、席を5割増やした。若い人やサラリーマンに燦々亭で叙々苑の味を知ってもらい、特別な日を叙々苑に来ていただく。客層が異なるので、すでに叙々苑がある地域にも積極的に出店する」と展望を語った。


http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101102/dms1011021625015-n1.htm