米は静観の構え メドベージェフ大統領の北方領土訪問

メドベージェフ大統領の北方領土訪問について米政府は、他国の領土問題には立ち入らないとする基本姿勢を堅持、あくまで日ロ両国の2国間の問題として静観する構え。米国は日米同盟をアジアにおける「礎石」と位置付け、日本と緊密な関係を維持。一方、米ソ冷戦を経て、現在では核軍縮でも足並みをそろえる、良好な対ロシア関係を悪化させたくないとの思惑もある。

 このため、日ロのどちらかに強く肩入れすることは、米国にとって国益にならないという判断があるようだ。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20101101/dms1011011705016-n1.htm