下関市、世界園芸博に出展へ 山口

山口県下関市は、友好提携都市の中国山東省青島市で2014年に開催される「世界園芸博覧会」に、日本式庭園などを出展する。山口県山東省の友好協定締結30周年事業として、「山口県民の船」団長として14日から21日まで中国を訪れた中尾友昭市長が、現地で青島市の張新起市長と出展の覚書を取り交わした。

 青島世界園芸博覧会は、2014年4月から10月まで、「科学技術の革新」「自然の創造」などをテーマに、青島市百果山森林公園の約241ヘクタールの用地に庭園や花壇、造園建築などを配置し、期間中さまざまなイベントが開催される。

 下関市は、約1200平方メートルのスペース提供を受け、同市で設計した日本庭園を作る予定。中尾市長は「下関市らしさをアピールできる庭園をつくりたい」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120425/ymc12042502040000-n1.htm